親の心得

親の心得 その1

試合や練習を見に行ってあげましょう

子供はそれを望んでいます
親の心得 その2

試合ではすべての子供を応援してあげましょう

自分の子供だけではいけません
親の心得 その3

調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう。

批判してはいけません
親の心得 その4

チームリーダーを尊重してあげましょう

彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう
親の心得 その5

レフリーはインストラクターとみなしましょう

レフリーの判定を批判してはいけません
親の心得 その6

子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう
プレッシャーにならないように
親の心得 その7

試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう

結果だけ聞くことのないように
親の心得 その8

サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください

大げさになってはいけません
親の心得 その9

クラブの仕事を尊重してください。
積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むかを話し合いましょう
親の心得 その10

忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。

あなたではありません
詳しくは以下をご覧下さい

親の心得 その1

試合や練習を見に行ってあげましょう

子供はそれを望んでいます
サッカーに限らず、低学年では積極的に子供達の活動を見てあげて下さい。
そして「ねぇねぇ、見て見て!」といったら、必ず見て上げるのが大切です。

例えば「リフティングが5回できた!」でも「シュートが決まった!」でも、コーチや監督に認めてもらうより先に「親」に見てもらいたいのです。

高学年になると、「うるせーなぁ、いちいち練習に来なくてもいいよ!」などと言う、
不届き者がおりますが、でも、第2次成長期が始まり、「自我」が出来るまではやはり「親」に認めてもらいたいものなのです。
ただ、練習を見に行くと、どうしても自分の子供に文句を言いたくなるようで、それは逆効果である事を追記しておきます(笑)
親の心得 その2

試合ではすべての子供を応援してあげましょう

自分の子供だけではいけません
よくある光景なのですが、試合で「○○(自分の子供の名前)もっと走ってぇ!」とか「○○!がんばれぇー!!」とか、自分の子供「だけ」を熱烈応援して いるご父母がいらっしゃいます。

まぁ、所詮、「子の親」ですから、それはそれで気持ちは十分過ぎる位解るのですが、あまりそれが極端だと、子供自身が回りの子供に気兼ねをしてしまいます。

 つまり、「恥ずかしい」のです。
 「サッカーはみんなでやるものだ」というのは子供でも知っています。
 「みんなでやっている」のに、自分の親が自分のこと「だけ」応援していたらどうでしょう?
 何年か子供の追っかけをしていると、ほとんどの方が自分の子供だけではなく、みんな(=チーム)を応援するようになるようです。
 この辺は、年月と経験が解消してくれる問題なのかもしれません。
親の心得 その3

調子の良いときだけではなく、調子の悪いときも勇気つけてあげましょう。

批判してはいけません
これは、ある程度子供を見てきた(またはサッカーを知っている)親には結構辛い心得かもしれません わかっちゃいるけど思わず言ってしまった、という経験は、多分どなたにもあるのではないでしょうか。 「批判」は何も生みません。理屈で反省し、プレーに繋げられるのはもうちょっと年が経ってからです。 ましてやそれが「親」に言われた事であれば、子供は逃げ場がなくなってしまいます。 調子が悪かったり、ミスしたりするのは誰にでもある事です。
ミスを怒鳴る指導者はまずいない、と信じたいのですが、指導者が何を言っても「親は子供の絶対的な理解者」でなければならないと思います。
指導者が「いいんだよ、気にする事はないからね」と励ましているにも関わらず、親が「何やってんのぉ!」と子供を地獄に突き落とすパターンが(一生懸命な親ほど)あるような気がします。 まず「親」がしっかり励ましてあげましょう。 
親の心得 その4

チームリーダーを尊重してあげましょう

彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう
これは指導者にも言えることなのですが、子供達が何か自主的にやろうとしている時に、何の根拠もなく制止したり、「こうした方が良い!」と断定的な判断をしていないでしょうか? グランドの上では、ある程度指導者の指示に従い行動する必要がありますが、サッカーを離れた場面において、同じチームの仲間達と一緒に遊んだり、行動を共にする時に子供達が何か決めた事に対して、それが人の道に外れた事でない限り、あまり圧力をかけない方が良い、という事なのでしょう。 親として「ひとこと言いたい!」という場面もあるでしょうが、リーダーが判断した事を親(大人)が言下に否定してしまったら、その子の立場がなくなります。 子供には子供なりの社会があるのです。 リーダーシップを発揮出来る子供はそう多くはありませんし、そういった子供の判断に「圧力」をかけて、抑えてしまうのはサッカーだけではなく、その子供の将来にも影響を与えるかもしれません。要注意、という事ですね。
親の心得 その5

レフリーはインストラクターとみなしましょう

レフリーの判定を批判してはいけません
親の心得 その5 については、管理人自らコメントしたいと思います。(冷や汗)
タイムレースや何メートル飛んだとかいう競技と違い、サッカーや格闘技のように、
相手と接触する頻度が高い競技においては、永遠の問題ですね。

審判のおもしろさ、辛さは経験しないと絶対にわかりません。
試合によっては、勝ったチームからは「いい審判だ」と言われ、
負けた方からは「バカ」だの「ボケ」だの言われる、実に理不尽なものです。

まあ、私のようなヘタッピーな審判は、それを肥やしにして努力、努力の連続です。
私はルールブックどうりに選手がプレイし、それをチェックするのが審判の仕事とは思っていません。
サッカーは望まなくても体がぶつかり合う競技です。ノーファウルの試合はありえないでしょう。

複雑な状況が絡み合ったプレイの連続を、スムーズにスピーディーに、
トラブルを未然に回避しながら進めるのが審判の仕事だと思っています。

「何で今のファウルじゃないのー」と、よく耳にしますが、
経験豊かな審判はしっかり見ているものです。
しかし、皆さんが見ていて、あきらかにファウルだとわかる状況でも、
ファウルされた側が直後有利な展開になった場合は笛を吹かずに続行させます。

ゴールかノーゴールか、PKにするかしないかの判定は最も神経を使います。
サッカーの試合においては、審判の判定は絶対です。
けれど、それにあぐらをかいている審判は問題です。

よく、センターサークルのあたりだけをノロノロ歩きながら、
ボールの近くでプレイを見ることを積極的にしない審判がいますが、
これは批判の対象にされても仕方が無いでしょうね。
タバコをヤメロとまでは言いませんが、せめて1試合充分に
走れるぐらいの体力を維持する努力は必要です。
一生懸命やっている子供達に失礼ですからね。
(という私も批判してますね。)

私はもっとイエロー・レッドカードを出してもかまわないと思っています。
ワールドカップやJリーグの試合などを子供達はお手本にします。
大人が平気で反スポーツ的行為をするのですから、やりずらいですね。

子供達が試合でいつもお世話になっている審判の方々の労力は忘れてはいけないと思います。
はっきり言ってボランティアです。
特に地区サッカー協会の方々は審判だけではなく、大会要綱の決定から連絡、
パンフレットの作成から・・・何から何まで・・・
子供達が何の面倒な思いをすることなく試合ができるのも、
こうした方々の尽力のお陰である事を忘れてはいけないと思います。

長くなりましたが、大人同士で語り合うならともかく、
子供の前で批判してはいけないという事を掲げてるのでしょうね。

親の心得 その6

子供が参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう
プレッシャーにならないように
ずーっとサッカーをやっていると、どんな子供でもイヤになる時が必ずあります。
そのきっかけはたいした事ではないのですが、「練習に行きたくない!」症候群は
6年間の中で必ず何回かはあるものです。

そんな時、親として彼らを「勇気づけて」あげて欲しいものです。
「何いってんの!!行かなきゃダメでしょ!!」とか、
一方的な押しつけではなく、子供の気持ちを汲み上げて、
自ら奮い立たせるような言葉をかけてあげてもらいたいと思います。

「練習に行きたくない!」症候群ではなくとも、例えば試合の時に
「今日は頑張って1点取ってくるんだよ!おまえなら絶対取れるからね!」
と送り出すのと「今日の試合で点数取れなかったら晩メシ抜きだよ!」
では雲泥の差がありますよね。

言葉のかけかた一つで、プレッシャーになったり、勇気づけられたりするのです。
父母のちょっとした言葉使いで、子供達の気持ちが「前向き」になったり
「(プレッシャーで)後ろ向き」になったりします。

是非、ポジティブな声をかけて勇気づけてあげて下さい。
親の心得 その7

試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう

結果だけ聞くことのないように
試合の内容はどうだったのか?その中で自分は何が出来たか?楽しかったか?
「勝ち/負け」だけではなく、いろいろ聞いてあげて下さい。
また、「ねぇねぇ、今日の試合ねぇ・・・・」子供達が話し始めたら聞き流さないで、
しっかり聞いてあげて下さい。くどいようですが子供は「親に認められたい」のです。

良かった事、悪かった事、しっかり聞いて褒めてあげ、励ましてあげて下さい。
親の心得 その8

サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください

大げさになってはいけません
野球に比べるとサッカーは「用具」にかける費用は少なくて済みます。
でもスパイク1つを取ってみても、数千円から2万円近いものまでありますし、
ゲームシャツにしても2千円位から1万円以上するものまであります。

ジャージやベンチコート、ウィンドブレーカー等々、結構な金額になってしまいます。
子供用のそういった用具は身体がどんどん成長しますので、普通1年も持ちまん。
お金に余裕のあるご家庭ならともかく、練習には「普通の」用具で十分です。
練習にはTシャツや、チームで用意しているユニフォームで十分なのです。
あまり大げさにならないようにしてもらいたいものです。
なお、用具でお金をかけて良いのは「靴」と「ボール」であると思います。
練習に使っている「トレーニングシューズ」はなるべく良いものを、
しかも足にあったものを買ってあげて欲しいと思います。

つま先に綿をつめて・・・なんて、昔はみんなやってましたけどね。
道具を大事に管理させる習慣を身につけさせることは必要だと思います。
親の心得 その9

クラブの仕事を尊重してください。
積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むかを話し合いましょう
子供が入っているクラブの成り立ちや性格にもよるのでしょうが、
「クラブ」と「親」の関わり合いについては、しっかり合意が取れている必要があります。

9割方の少年サッカークラブは、小学校の先生や父兄が中心となった
「ボランティア」クラブのはずですから、「クラブの仕事=親の仕事」になっているのだと思います。
そして、大抵が、「役員」と呼ばれる数名の幹部の方が中心となり「クラブ」の舵取りをしているはずです。

よくある話なのですが、その「役員」と「一般父母」の意見の相違によりチームがガタガタになり、
挙げ句の果てには子供ともども「退団」するような騒動にも発展し、
それこそ「何のためにやっているのか?」本末転倒状態になってしまうこともあるようです。

あと家庭内において、親が子供の前で指導者やチームメイトの悪口を言ったりすることは、
絶対にしてはいけない事だと思います。(チームのためと)思わずグチったつもりでも、
それが他の子供が感化されてしまうような内容であれば、チームはガタガタです。

子供は、親(特に父親)の言うことは世界一正しいと思うものです。
こういった事態は絶対「子供のため」にはなりません。
これを避けるためにはやはりコミュニケーションと相互理解が必要なのでしょう。
チームにより「父母会」であったり「育成会」であったり名称は違うでしょうが、
「親」により組織された団体があり、子供達をサポートしているのであれば、
その中での意志の疎通は本当に大切なことです。

「クラブの仕事」は誰かがやらなければなりません。
子供が所属している「クラブ」がどのような性格を持ち、
「親」としての役割分担や義務がどのようになっているのか、
しっかり理解しておくことが大切なのだと思います。

親の心得 その10

忘れないでください。サッカーをするのは、あなたの子供です。

あなたではありません

いままでの心得はすべてこれを言いたいがためにあったのではないかと思うほどです。
親が一生懸命であればあるほど、「子供」ではなく「自分」が主役になってしまいます。
サッカーは見ている人もやっている人も熱狂させるすばらしいスポーツです。

「親が主役」になっていませんか?・・・ 主役は「子供達」なのです。